こんばんは。
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久しぶりの更新になりました。
最近の娘のことについて書き留めておきたいと思います。
まずひとつめ。
「娘ちゃんね、A先生のこともB先生のことも好きだけど、A先生の方が好きかな〜。」
どうしてそう思ったの?と聞くと、「B先生はね、ちょっとしたことでもダメだよ〜ってよく言うの。回数が多いの。でもA先生はね、〜しちゃダメとかあんまり言わない。そうじゃなくて、〜するのはどう?って聞いてくれる。ダメって言われただけじゃ、どうすればいいか分かんないもんねえ。」とのこと。
・・・・我が娘ながら、核心をついてるなと感心しました。(親バカ)
どちらの先生もとっても優しくて、穏やかで、子どものことをよく見てくださる先生です。親の私から見ても素敵な先生。
二人とも良い先生だというのは大前提として、より好きなのはA先生だという娘。
A先生は細かいことなら注意はせず、子どもの判断を尊重してくれるのを肌感覚で感じているのだと思います。そして禁止用語で指導するのではなく、望ましい行動を提案の形で子どもに投げかける関わりをされているのでしょう。
上から指導するのではなく、あくまで投げかけてみて、子どもがどうするか決めるのを待つ。
まさに対等なひとりの人間として、フラットに接していらっしゃるのだと思います。
子ども達への愛に溢れたとても熱心な先生で、保護者に対してもこまめに子どもたちの様子を教えてくださったり、とても安心して預けることができています。
我が子に対する具体的でポジティブなフィードバックってとても嬉しいもの。
先生方に対しても日頃の感謝を込めてフィードバックをしたいなと感じており、時間を見つけてちょこちょこお伝えしています。でもまだ伝えきれてない部分もあるので、今後も伝えていきたい。
家庭と学校(保育園)と地域と、昔は3つのバランスが保たれていて、三者がそれぞれの役割を担いながら、補いあって社会みんなで子どもを育てていこうという空気感があったのかなと思います。
今は保護者からの要求が大きくなり、学校がサービス業になってしまったという話をどこかで読んだときにとてもしっくりきて。地域の目も届かなくなっているとか。
ともに子どもを育てる、という意識を持って、できる限り主体的に関わっていきたいなと考えている今日このごろです。(PTAとか未知の世界だけれども。)
ひとまず育休中の目標である、地域コミュニティに参加する!をやりたいと思ってます。公園でレジャーシートを広げて、絵本の広場を開いてみたい。
この4月から森のようちえんで絵本の貸出をさせてもらっていて、自分の好きなものを紹介して喜んでもらえることがとても嬉しかったので、いつも行く公園でもやってみたいと思うようになりました。
役所に聞いてみたら、特に許可は必要なくご自由にどうぞ〜という感じだったので、もう少し涼しくなったら、家族で公園に行くときに絵本を持っていって並べてみようと思ってます。絵本を通じて、地域の親御さんとたわいもないお喋りをしたり、子どもたちが交流したりできたら素敵だなぁと思ってます。
娘も図書館の受付の人に憧れているので、お店やさんごっこのノリで一緒に楽しめたらなと思っています。
脱線しましたが、娘ちゃんにハッとした話をもうひとつ。
朝ごはんを食べながら「Cちゃんのこと、好きな時もあるけど、嫌いな時もある。」とポツリ。
「そっかー、そうだよね。かかもそういうことあるよ。そのひとのこと全部が好きになれなくても、それでいいんだよ。みんなと仲良くしなくたっていいし、好きなところも嫌いなところもあって当たり前なんだよ。」
お話しているうちに、落ち着いてきた娘ちゃん。
ごはんをパクパク食べて制服に着替えて、登園準備も完了しました。
が、私がメイクから戻ってくると、クッションにごろーんと寝転がって、遠い目。
熱を測るも平熱なんだけれど、とにかく遠い目。
あー、今日は無理かな、ということで「どうしたい?お休みする?」と聞くと、小さくうなづく。
別室で保育園に欠席の電話をして戻ってくると「電話の声聞こえた〜。お休みって聞こえたら、お腹痛かったのなくなったし、足がビリビリしてたのもなくなった。」と安心した顔。
欠席の連絡をする前はほぼ言葉を発していなかったので、腹痛も足のしびれも気づきませんでした。電話したことで言葉がするする〜と出てくる出てくる。
今は私が育休中だから気づけたけれど、もしかしたら「ほいほい!熱もないし元気出して行こ〜。」と送り出していたかもしれないと思うと、胸がきゅーっとなりました。頑張れたかもしれないけれど、行けば楽しめたかもしれないけれど、今日は気づけてよかった、とそんな風に感じました。
電話の後、二人で寝転がってお話ししました。
Cちゃんと何があったかは「言いたくない。」という娘。
「かかもね、中学生のとき学校行きたくなかったの。そんで理由はばあばには言わなかったし、言えなかった。そういう時もあるよ。なんとなく嫌、でいいんだよ。言いたくないことは言わなくていいよ。」
どこまで伝わったかはわかりませんが、今あなたが感じている感情はおかしくなんかないよ、間違ってないよ、私はいつでもあなたの味方だよ、聞いて欲しくなったらいつでも聞くよ、お話してくれてありがとう、というメッセージが伝わったらいいなと思いながらお話しました。
その後、「今日プールの日だった!?」と娘が急に元気になり「もしプールなら行きたいかも!」とまで。保育園に電話してみると大雨のため中止とのこと。
じゃあ行かないということで、その日はおうちでゆっくり過ごしました。
人間関係でしんどくなったり、楽しいことがひとつでもあれば元気になったり、娘の心が確実に育っているのを感じた出来事でした。複雑な感情が芽生えておる。
これからしんどいこともたくさんあるだろうし、親に言いたくないことも増える一方だと思いますが、家庭を安全基地だと思ってもらえたらいいなと思います。
そして学校以外の居場所があるといいな。
今回も保育園はお休みしたけれど、アート教室は「あの声が大きくて元気な先生に会いたい〜。」と喜んで行きました。笑
私も中学を休みがちだったとき、(今日母に聞いたら、中1の1年間、行ったり行かなかったりで、週に3日は休んでた感じだったとのこと。)イーオンと部活には顔を出せていました。それから、母が私の話相手として頼んでくれた家庭教師の大学生のお姉さんのことも覚えています。一緒に本屋さんに参考書を買いに行ってくれて、プリクラ(懐かしいw)を撮ったり。
休んでいた時期に1番ハマっていたのはHTMLで、集めていた雑貨の写真を撮ってフォトショップで加工して、素材屋さんのホームページを作ったり、バナーを作ったり。とても楽しかったのを覚えています。
母は学校に行かなくても、好きなことがちゃんとあって、外界と繋がっていればいいと思っていたそう。そう思えるまでには葛藤があったようですが、登校を強要することなく、よく見守ってくれたなあと感謝しています。
娘がもし同じ状況になったとき、私はどう対応するかな。中学生の私はどう対応して欲しかったかな。
記憶が薄れている部分も多々ありますが、子どもの気持ちを忘れず、子どもの感情と判断を否定しない親でありたいな、と思います。
いろんな大人やお友達と関わって、いろんな価値観に触れて、世の中にはいろんな人がいるな、人生いろいろだな、生きるって楽しいことばかりじゃないれど、悪くないな、と感じてもらえたらいいなと思っています。
酒井駒子展、素敵でした〜。
久しぶりの美術館、静謐な空気感に背すじが伸びる
思いでした。
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お読みいただきありがとうございました。
今日も無理なくご機嫌に暮らせますように。
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