物凄い小説でした、、、。
夫に薦められて、昨日ちょろっと最初のページを読んだら引き込まれて、昨夜ちょっと疲れてひと休みして、そして後半を今日の午後に一気読み。
頭をガツンと殴られたような、胸の中をえぐられたような、お前の見てる世界なんて、狭くて狭くて、薄っぺらいもんなんだよ、わかった気になってんじゃねえよって突きつけられてるような、そんな小説でした。
正直複雑な気持ちになる本ですが、でも読んで良かった。
読了後、いろいろ反芻してると頭がぐるぐるして、クラクラしました。(昨日授乳であんまり寝れてないせいもある。)
人の心の中なんて、その人にしか分からなくて、みんな何かしら抱えて、隠して、生きてるんですよね。
そんなクラクラした状態でふと4か月の息子を見ると、今にも寝返りしそうに必死に身体をひねってて、今はこんなにまっさらな赤ちゃんだけど、この子の中にも計り知れない宇宙があるんだよな〜、とぼんやりした頭でそんなことを思いました。
個人的にグッとくるシーンが二つほどあり、夫と話して盛り上がりました。
引用したいけど、でもまっさらな状態で読んでほしいので詳しくは割愛します。
はー、ほんとすごかった。(語彙力
こんな本が書ける朝井リョウさんまじでどんな人なんだろ。
ガツンとくる本が好きな方、ぜひ読んでみて欲しいです。
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